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計画的な防水対策のススメ

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建物を自ら守っている防水層は日々劣化をしていきます。
防水層が劣化し防水機能が失われる前に、計画的な防水対策をおすすめします。

計画的な防水対策をおすすめする理由

定期的な防水対策をおすすめする理由には、防水機能の維持に加え、改修費用のトータルコストの削減があげられます。

漏水が発生してからの改修工事の場合

 漏水が発生してしまった場合は、防水層自体の重大な劣化と同時に躯体にまで損傷が及んでいる可能性があり、建物の構造にも悪影響を与える可能性も高くなります。
このような状態での改修工事は既存防水層の撤去や防水下地処理に加え、グレードの高い防水工法を選択せざるを得ないケースも多くあり、改修工事費もかさんでしまいます。
また、漏水による室内への被害が発生してからでは、内装の補修費も発生するため、さらに改修工事費がかかり居住者負担も増してしまいます。

定期的な防水対策による改修工事の場合

 漏水が発生する前であれば、躯体の補修や内装の改修も必要ありません。また既存防水層の撤去や下地処理も比較的容易で、防水工法も既存防水に準じた改修工法や簡易な工法で新築時に近い状態に復元することが可能です。

定期的な防水改修を行えば、
トータルコストは漏水発生後の改修よりも確実に削減することが可能です。

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耐用年数について

防水層には外部からの負荷に対する耐久性の目安として耐用年数が決められています。
耐用年数を超えた場合は、いつ漏水が発生してもおかしくない状態となっています。

種別 工法 標準耐用年数
アスファルト アスファルト防水保護工法 17年
アスファルト防水露出工法 13年
塗膜 塗膜防水 10年
シート ゴムシート防水 13年
塩ビシート防水 13年

標準耐用年数からアスファルト防水保護工法以外の防水層は約10年を目安とした定期的な防水対策が有効であり、必要であると考えます。

※個別には別項の計算方法による詳しくはこちら

防水層の劣化とは?

屋根やベランダ、バルコニーの防水層がどの程度劣化しているのか?
劣化状況を把握しておくことも重要です。
防水層といっても色々な工法があるため、屋根の防水層の仕上げ面ごとに自己診断をしてみましょう。
詳しくは、各仕上げ面ごとのチェックリストを参考にしてください。

チェックシートはこちら

代表的な防水工法(全景)

アスファルト防水保護工法

アスファルトを浸透・被覆した有機天然繊維製のフェルトやルーフィングを溶融アスファルトにより下地に接着積層し防水層を形成した後、コンクリートやモルタルを表面に打設し防水層を保護する工法です。

アスファルト防水露出工法

アスファルトを浸透・被覆した有機天然繊維製のフェルトやルーフィングを溶融アスファルトにより下地に接着積層して防水層を形成し、保護塗料などにより紫外線から防水層を保護する工法です。

シート防水

加硫ゴムシートや塩ビシートを接着材、または取付固定金物により下地に接着、固定する工法です。加硫ゴムシート防水では専用の保護塗料(トップコート)を塗布して仕上げます。

塗膜防水

液状のウレタン樹脂やアクリル樹脂などの高分子材料を下地に塗布固着し、防水層を形成する工法です。紫外線からの保護や滑り防止などの目的に応じて専用の保護塗料(トップコート)を塗布して仕上げます。

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